MOTOR CYCLE


塗装経過-2
・早速ですが塗装経過−1からの続きです。


Dここから目的の色を噴いていくわけですが、その前に
 必ず油分をとってやりましょう。そして塗装開始です。
 今回はHoltsのスバルレガシー用のグリーンメタリック
 を使うことにしました。
 要領はサフェ−サーを噴いた時と同じですが、今回は
 メタリックが混じっているということで前よりもさらに
 念入りに缶を振って混ぜてやります。
 暖かい程度のお湯に少しつけておいてからやったり
 するのも一つのコツのようです。
 そしてやっと目的の色を塗り始めますが、今度は
 薄く噴いて様子を見た後になるべくスプレーの移動を
 ゆっくりとして、厚めに噴いていきます。
 塗装は塗りすぎてたれる直前が一番艶が出て
 きれいらしいので、しっかりと噴きます。
 とは言っても使っているのは缶スプレーなので、
 塗料を噴出する圧も弱いでしょうし、霧もそんなには
 細かくならないので、できる範囲で頑張りつつ、
 しっかりと乾燥させ、600番ほどのペーパーで
 ならして、また脱脂をして厚めに塗ってという作業を
 繰り返します。
 途中で塗装が垂れてしまった場合は、焦らずに
 しっかりと乾燥させてから600番程度のペーパーで
 平らにならしてから塗りなおせば大丈夫です。
 あまりにひどい場合は全体的に磨いで、下塗りから
 やりなおしです。(僕は一度タンクを落下させたため
 パテ埋めからやりなおしました。)
 一度に厚く塗るだけでもそこそこ艶は出るものですが
 よく見るとやっぱり霧が荒いせいか表面がでこぼこ
 しているのがわかります。(写真を撮り損ないました)
 少し余分目に上の作業を繰り返たところで、磨いて
 艶を出してみようと思います。
 これは600番のペーパーで磨いたあとに1000番程度
 のものでまた全体を磨きます。ちょっと慎重に行く為
 その後に1500番程度のペーパーで磨いたあとに
 コンパウンド(極細)で艶を出していきます。
 これでむらがなければ上塗りへと進みます。
 

Eさて、これで仕上げへと進むわけですが、今回は
 デイトナのウレタンクリアー(2液式)を使いました。
 上塗りにウレタン塗料を使えばガソリンにも強いので
 ガソリンタンクの塗装には心強いですね。
 ただ、下に塗ったものと塗料が合わないと最悪なので
 気分的に下地をよく乾燥させてから作業しました。
 しつこいようですが、塗る作業の前にはしっかりと
 脱脂です。そして今回は一気に厚めに塗リ進めます。
 これはこの塗料は使いはじめると1日しか持たない
 ということもあるので、慎重に厚塗りします。
 そしてしっかりと乾燥させてから今回は1000番の
 ペーパーで磨ぎはじめ、1500番から極細コンパウンド
 という具合に色を塗った時と同じ要領で艶を出します。
 これで塗装の方は完了です。


Fそしてエンブレムを付けるわけですが、元のものは
 どうにも味気ないというか色気がないので、前の型の
 ベンリーのタンクエンブレムを購入して、ためしに
 あわせて見ました。こっちのがいいので変更です。


 とりあえずこのような具合に塗装を進めてきて、まあ
 素人なりにはうまく行ったかなという感じです。
 落下させたり転がしたりと何度か失敗しているので
 ちょっと納得いかない部分はありますが、焦らずに
 じっくりと時間をかけてやればそこそこいい出来に
 仕上がると思いますよ。
 世の中には本当にそのまま色をスプレーして
 むらがあろうがはみ出していようがお構いなしといった
 自家塗装の人も結構いますが(前に自分でもやった
 ことがありますけどね…。)慣れてくれば、本職の技
 にはかなわないでしょうが、自分でやったとは思えない
 ほどの仕上がりも期待できるでしょう。
 便利なもので今は塗装について書かれている本や
 HPも色々とあるでしょうし、今回使った程度の道具は
 ホームセンターなどで簡単に手に入るので、興味の
 あるかたはがんばってみてください。
 大事なのは根気です。あとは練習あるのみ。